読みもの

持ち帰るもの

スーツケースに耐える愛知の10品。土産物屋の味ではなく、この土地の味がどれだけ残っているかで並べた。

どれも未開封で数週間もち、手荷物に入り、産地でも名古屋駅の地下食品街でも買える。特定の場所で買う価値があるものは、その場所を書いた。通販のリンクは、帰ったあとと、買い忘れに気づいたときのためのもの。

01

八丁味噌

大豆だけの黒い味噌。杉桶に石を円錐に積んで2年寝かせる。塩気が立ち、甘みはほとんど無い。この地方の塩味のものは、だいたいこれの下流にある。

現地で買うなら 岡崎の旧東海道沿いに2軒の蔵が残っていて、どちらも蔵見学ができる。300g から。
02

味噌煮込みうどん(生麺セット)

芯の残る太いうどんに、赤味噌のつゆが付く。袋入りの日本料理で、ここまで店の味に近いものは珍しい。

現地で買うなら 有名なうどん屋が店頭で自分の箱を売っている。1箱2〜4食。
03

味噌カツのたれ

豆味噌に甘みを入れた瓶入りのたれ。揚げ物に回しかければ、それが名古屋版になる。

現地で買うなら スーパーならどこでも。とんかつ屋も自家製を売っている。
04

手羽先スパイス

手羽先の店の、胡椒とごまの味付けを瓶に詰めたもの。手羽先は持ち帰れないが、これは持ち帰れる。

現地で買うなら 大手2社とも各店で売っている。同じ味付けの揚げ菓子もある。
05

西尾の抹茶

愛知は日本でいちばん抹茶を作っている。西尾の茶舗の薄茶用は宇治の同等品よりずっと安く、料理用は菓子を焼くのに十分すぎる。

現地で買うなら 西尾の茶舗と、名古屋の百貨店の茶売り場。小さい缶で買って密封のまま。
06

えびせんべい

知多の漁師町で、えびを丸ごと押して焼いた薄い煎餅。この地方の既定の手土産で、その響きより良い。

現地で買うなら 空港を含めどの駅でも缶で売っている。知多の工場直売店では自分で焼ける。
07

ういろう

米粉を蒸した和菓子。みっちりして少し弾力があり、甘さは穏やか。名古屋でいちばん古い菓子で、食感には慣れが要る。

現地で買うなら 生は数日しかもたないので、持ち歩くなら真空パック。どのホームでも売っている。
08

きしめん

平たく幅の広い小麦の麺。この土地のうどん。乾麺なら4分で茹だり、1年もつ。

現地で買うなら スーパーならどこでも。ホームの立ち食い店でも乾麺を売っている。
09

小倉トーストスプレッド

塗れる硬さの粒あん。バターを塗ったトーストに載せれば、家でこの地方の朝食になる。

現地で買うなら デパ地下と、喫茶チェーンの自家製の瓶。
10

しるこサンド

1966年から愛知で作られている、あんこを挟んだビスケット。上品ではない。手が止まらない。

現地で買うなら スーパーとドラッグストアで20枚入り。このページでいちばん安い。
名古屋駅の上の百貨店の地下食品売り場に、このページのほぼ全部がある。産地と同じ値段で、免税カウンターと無料の包装つき。列車まで1時間あるなら、そこで使うのがいい。

通販リンクは、経由して購入があった場合に当サイトが紹介料を受け取ることがあります。何をこのリストに載せるか、どの順に並べるか、どう書くかは、それによって変わりません。


読みもの

出かける前に