読みもの

空港から最初の一食まで

中部国際空港は人工島の上にあり、街まで30分。食べ物までの道のりは見た目より簡単で、ターミナルを出る前にも良い食事がある。

電車

名鉄がターミナルの中から名古屋駅まで走っている。ミュースカイで28分、特急で37分。切符は券売機で買うか、ICカードでそのまま改札を通る。ミュースカイの指定席は数百円の追加で、荷物があるなら払う価値がある。

おおよそ15分間隔で、23時ごろまで走る。事前予約は何も要らない。空港に乗り入れているだけの通勤路線だ。

最初の10分で、金と通信を済ませる

到着口と駅のあいだにある2種類の機械で、旅の全部が片付く。ATMの列は海外カードが使え、券売機はmanaca — この地方のICカード — を売っている。このガイドのすべての電車・地下鉄・バスで使え、日本の他の地方でも使える。3,000円入れて、運賃のことは忘れていい。

eSIMを出発前に用意しなかったなら、ターミナルにトラベルSIMのカウンターと自販機がある。ただし出発前に買っておくほうが安い。

空港を出る前に食べる

ターミナル4階に江戸の町並みを模した一角があり、名古屋の名物の店が数軒入っている。味噌カツ、きしめん、鰻、そしてモーニングをやる有名な喫茶チェーン。観光用の作り物ではあるが、食べ物は本物で、店は実在の名店の支店だ。

しかも、他のすべてが閉まっている時間に開いている。朝7時の便の前にきしめんを食べられるのは、この地方でここだけ。3日間の読みものが空港で終わるのも同じ理由だ。

10分先の常滑

空港から1駅の常滑は焼き物の町だ。窯の煙突が並ぶ散歩道、古い工房を使ったカフェ、急がない港町の空気。日本語の「瀬戸物」の語源になったような窯場である。

昼に着いてホテルのチェックインが3時なら、ターミナルで待つよりずっと良い時間の使い方になる。荷物は駅のロッカーへ。

夜遅くに着いたら

夜9時を過ぎると空港の飲食店は減っていき、街に出たほうが早い。名古屋駅の駅ビルはレストラン街を22〜23時まで開けているし、名駅周辺の手羽先の店と居酒屋は0時まで出してくれる。遅い到着は、正直なところ、手羽先の夕食のいい口実である。

荷物

名古屋駅のコインロッカーは午前の半ばには埋まる。鞄を引きずって空きを探すのは、一日の始め方として最悪だ。駅の有人手荷物預かりのほうが確実で、ホテルはチェックイン前でも当然のように荷物を預かってくれる。入って頼めばいい。