読みもの

日本語なしで注文する

このガイドの店の多くに英語メニューは無い。それでも、入口と券売機と会計の仕組み、そして6つの言葉さえ知っていれば、何も問題にならない。

入口の作法

入ると声がかかり、人数を聞かれる。指で答えればいい。指2本、小さくうなずく、それで終わりだ。入口に順番待ちの紙があれば、ローマ字で適当に名前を書く。それらしく呼んでくれる。

満席なら、そう言われて、待ち時間を指で示してくれることが多い。ドアの外で列に並んで待つのは普通のことで、その場を離れて戻ると順番は消える。

券売機

ラーメン屋とうどん屋は、入口の機械で先に支払う方式が多い。先に金を入れて、それから押す。ボタンにはたいてい写真がある。無ければ左上のボタンがほぼ必ず看板メニューで、900円前後、押して間違いになることはない。

食券はカウンター越しに渡すか、小さなトレイに置く。機械に負けたら、困った顔で指させばいい。誰かが来てくれる。日本人にも起きることだ。

日本語を指させばいい

このサイトの各店ページには、店名と料理名が日本語で出ている。画面を見せること。発音するよりずっと通じるし、店の側も慣れている。

各料理ページにある一言注文 —「これをください」と言いながら指す — で残りは片付く。名古屋の店は旅行者が話せるとは思っていない。はっきり指せることを期待している。

頼んでいない小皿

居酒屋では、最初に小さな皿が出てきて伝票に載る。お通し — 数百円の席料であって、間違いでも押し売りでもない。食べられる形で届くカバーチャージだと思えばいい。

そのあとは数品ずつ、何度かに分けて頼む。「とりあえずビール」— 日本中の居酒屋の食事はこの一言で始まる。言えば笑ってもらえる。

支払い

伝票は卓上にあるか、最後にまとめられる。どちらでも、払うのは卓ではなく入口のレジだ。現金もカードも、手渡しではなく小さなトレイに置く。ここでは金はそうやって動く。

日本にチップは無い。どんな場面にも無い。余分に置こうとすると、返すために追いかけられる。代わりに出るときに「ごちそうさまでした」と言うこと。それがチップだ。

現金

古い店は現金のみ。そして古い店ほど旨いことが多いから、これは重要だ。コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)のATMは海外カードを24時間受け付ける。銀行のATMはしばしば受け付けない。

硬貨は母国でより働く。100円玉と500円玉は券売機と喫茶店で本当に役に立つ。小銭入れは2日目には笑えなくなっている。

全部をこなす6つの言葉

すみません — 店の人を呼ぶ。これをください。おすすめは? お会計お願いします。おいしい — 食事の途中で言うと、店の空気が温かくなる。ごちそうさま — 出るときに。

以上が全課程だ。あとは指と指の本数と笑顔で、このサイトのどの店でも通用する。